10月9日、朝9時より東京・日本ラグビー協会で、6〜7日にインドのプネーで行われた「アジアウィメンズセブンズチャンピオンシップ」でカザフスタンを破り3位となり、来年6月にロシア・モスクワで開催される「ワールドカップ・セブンズ2013」(以下W杯)の出場を決めた女子7人制日本代表の帰国記者会見が行われた。
登壇者は、大会を終えてインドからシンガポールを経て朝5時過ぎに便で成田空港に着いたばかりの浅見敬子HC(ヘッドコーチ)、と中村知春キャプテンの2人。2016年のリオデジャネイロ五輪から7人制ラグビーが正式種目になっていることもあり、午前中早い時間の会見ながら多くの報道陣が参加、その注目の高さをうかがわせた。
「フィットネスはジャパンの強み。対戦国に応じたディフェンスを」—浅見敬子HC
「このような記者会見で、嬉しいご報告ができて本当に夢のようです。本来は優勝目指していましたが、3位に入ってアジア予選を突破するという最低限の目標を達成できたことは選手、スタッフ一同、素直に喜んでおります。来年のW杯本大会に向けて練習プランの練り直しをして、しっかり頑張っていきます。
去年から本当に走ってきましたし、相手が疲れていても、ジャパンは疲れていなかった。フィットネスはジャパンの強みであり、自分たちの強みとして自信になりました。フィジカルやウェイトも強化してきましたが、今年になって、それが試合でも出せるようになってきました。
(世界と戦うには)個々のタックルスキルは、まだ足りない部分もあるかなと思います。体重を増やし、体作りを引き続き頑張り、タックルや組織ディフェンスを何パターンか用意して、対戦国に応じてやっていきたいと思います」